書くしかできない

発達障害の息子、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

金峯山寺蔵王堂に参拝

 今週は、金峯山寺蔵王堂(きんぷさんじ・ざおうどう)に参拝して来ました。蔵王堂には、桜井識子さんご推奨の「木造蔵王権現立像」という仏像があり、この仏像には、強力なパワーを持つ不動明王が入っておられるとの事。(権現様の仏像なのに、なぜお不動さんが入っておられるのかは、桜井さんにも分からないのだそうですが)。この不動明王に会いたくて、金峰山寺まで行って来ました。

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 金峯山寺蔵王堂は、奈良の吉野山にあります。

 大阪から吉野まで、近鉄特急で1時間20分ほど。そこからバスに10分ほど乗ると、吉野山の入り口、黒門に着きます。以前はロープウェーがあったのですが、今年の春に壊れてしまい、それ以来ずっとバス運行だそうです。バス代は360円。25人乗りぐらいの小さなマイクロバスですが、運転手さんはとても親切で、運転も丁寧で、快適でした。駅からのそのバスは一旦黒門前で降りますが、吉野山の奥にある奥千本まで行きたければ、連絡している別のバスに乗る事ができます。私は、乗換はしませんでした。

 吉野山の地図↓ 黒門の手前で、バスを降り、左上に向かって上ります。

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左上の「吉野水分神社」の更に上に(地図にはありませんが)、奥千本があります。

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 バスを降りて少し上った所にある黒門です↓。

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 更に上り坂が続き、坂の両側には可愛らしいお土産店が並んでいます。可愛い箸置きのお店。河童が魚釣りをしていました↓

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見上げれば紅葉も。

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15分ほど上ると、銅の鳥居に着きます↓。

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更に上ると、やっとこさ、金峯山寺蔵王堂に着きました。仁王門は、千と千尋の神隠しの旅館にそっくりでしたが、残念ながら外装工事中。写真は撮りませんでした。仁王門前の階段のところ↓。

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 右側のこの階段↑、とっても急で手すりもなく怖かったのです。後で知ったのですが、左側にスロープがあり、そちらからも行けました(涙)。いくつか、こういった急な階段を上った先に、金峯山寺蔵王堂がありました↓。

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 ちなみに、私は不勉強で、金峯山寺というお堂と、これとは別の、蔵王堂というお堂と、二つお堂があると思っていたのですが、実際はそうではなく、この二つは「金峯山寺蔵王堂」という一つのお堂なのでした(上の写真)。それが分かるまで、しばらくこのあたりをうろついて、「これが金峯山寺だとしたら、蔵王堂はどこかしら?」と探してしまいました。

 というわけで、少しうろうろしましたが、金峯山寺蔵王堂に参拝できました。ここから先は撮影禁止なので、文字だけの情報ですみません。

 入ったら左側に受付があり、そこで拝観料500円を払います。入った正面にどど~んと本殿があり、ご本尊の三体の仏像が祀られています。でも秘仏ということで、扉は閉まっていました。

 この本殿の周囲をぐるりと囲む形で、蔵王堂がありました。お目当ての「木造蔵王権現立像」は入って右奥にありました。他の仏像と比べるととても大きく、私の身長の3倍ぐらいの高さがありました(もっと高かったかも)。

 蔵王堂の中は少し薄暗く、ひんやりとしていまして、木造蔵王権現立像の周りだけ少し明るく電燈がついていました。お供えのお神酒や何かも祀られていて、古い仏像なのに寂しい感じは全くなく、とても迫力がありました。確かに、この仏像の中には、お不動さんが入っておられるのだろうなあと感じさせられました。怖いお顔の仏像でしたが、吉野山という厳しい山で修行をされる修験僧さん達を守るお仕事をされていたのだから当然だろうなあと思います。

 私は、かなり長い時間、ずっと蔵王権現立像さんのお顔を見ていましたが、怖いとは思いませんでした。怖いというより、頼りになる仏様だなあと思ったのです。そうそう何度も来れないので、しっかりお顔を見て、忘れないようにしようと思いました。今でもちゃんとお顔は頭に残っています。私が蔵王堂に入った時は、他に拝観者もおらず私一人だけだったので、この仏像の前で手を合わせ、しっかりとお参りができて嬉しかったです。そしていつものように、息子の事を一つだけを、しっかりとお願いしました。

 納得するまでそこにいて、それから外へ出ました。私が出る時ちょうど、蔵王堂の出口の所(本殿の右側)で、ご祈祷をされていました。とても迫力のあるご祈祷で、お香の煙がもくもくと立ち上っていました。しばらくそこでも手を合わせた後、本殿で改めて参拝しました。

 ここにも、お賽銭箱の横に大きく真言が書いて下さっていて、「あ、覚えよう」と思い、一生懸命覚えたのですが、、、、、今、すっかり忘れてしまっています。私はどうしても、真言が覚えられないようです(観心寺の時も、覚えてつもりでいて、忘れてしまいました)。桜井さんによると、真言はネットや本で調べて覚えても意味はなく、お寺で直接覚えないと、仏様とはつながらないのだそうです。でも、お寺でちゃんと覚えた真言は役に立ち、日常生活で困り果てた時に、この真言を唱えると、お不動さんが助けに来て下さる、そういう道が出来るのだそうです。なので、覚えたいと思っているのですが、、。

 私がそうやって本殿の前にいると、後ろに団体の方が来られた気配がしましたので、場所をお譲りし、私は後ろに回りました。団体さんは、修験僧の方が引率されていて、その修験僧の方が、金峯山寺の説明を始められたので、私もいっしょに聞かせて頂きました。とても感じのいい修験僧さんで、お話しも面白く、ふんふんと聞き入ってしまいました。なんでも、金峯山寺は、日本で二番目に広く、また、日本で二番目に古いお寺なのだそうです。一番古いお寺は、法隆寺だとか。奈良は古い古い都なのだなーと改めて思いました。

 帰りのバスの時間が気になり、腰を上げ、外に出ました。ちょうど、幼稚園児さんがまとまって参拝に入って来られる所でした↓。

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 少し時間が遅かったら、修験僧さん引率の団体さんや、この幼稚園児さんと一緒になっていたところでした。少しだけ時間が早かったので、一人でゆっくり木造蔵王権現立像の前でお祈りできました。感謝です。金峰山寺から見える景色をいくつか貼っておきます。吉野の山々が連なっていて、なんとも言えない景色です。ゆったりする、癒される、というより私は、やはり落ち着かない畏怖の念を、どうしても感じてしまいました。素敵な景色である事は間違いないのですが。

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 11時40分のバスに乗りたかったので、ちょっとせわしない参拝でしたが、急いでバス停に戻りました。今回は、要領が分からないので、金峯山寺だけの参拝にしました。次回は半日ゆっくりかけて、上の吉野水分神社まで行きたいと思います。金峯山寺から歩いて40分くらいだそうです。桜井さんによると、水分神社には、吉野山の神様がおられるそうです。

 駆け足でバス停に戻り、無事にバスに乗り、吉野駅まで戻ってきました。吉野駅↓。

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 バスはうまく近鉄の急行と連絡してくれていたので、待つ事なく、そのまま大阪に戻れました。ただし、行きは特急だったので良かったのですが、帰りのこの急行、ほとんど各駅停車で、しかも、対抗線の通過待ちが多く、大阪に帰り着くまで、ものすごく時間がかかってしまいました。2時間弱かかったかなあ。。

 でも、今回改めて思いましたが、神社参拝に比べると、お寺への参拝は、あまり疲れません。観心寺の時も思いましたが。神社から帰ってくると、泳いだ後のような疲労感があったのですが、お寺から帰って来ても、ああいう疲労はないのです。むしろ元気になっている感じです。不思議です。

 バスの時間の事なのですが、上にはさらっと「11時40分のバスに乗りたかったので」と書いており、無事乗れて、段取りよく大阪まで戻って来れたのですが。実は、このバスの時間、11時40分の次は1時4分だったのです。それに気が付いたのが、バス停に戻った時でした。いらちな私は、帰りのバスの時間を確認した時、「あ、はいはい、毎時4分と40分ね」と早とちりして認識しておりました。ので、もし金峰山寺参拝中に、「素敵な所だから、もう少しゆっくりして行こう」と思っていたら「11時40分は無理だから、次の12時4分に乗ろう」と思っていてもおかしくありませんでした。金峰山寺は長居したくなる雰囲気のあるお寺でしたし、前述した修行僧さんのお話しもとても面白かったのです。私は、「もっとお聞きしていたいなあ」と思いながら、修行僧さんのお話しが続いている最中に、「でも11時40分に乗らなくちゃ」と何故か強く思い、途中でお寺を出て、景色を見るのもそこそこに、走ってバス停に戻ったのでした。

 バス停に戻ってから、12時台の運行が無い、という事に初めて気づき、「ひえー、急いで戻ってきて良かった~」と思ったのです。修行僧さんのお話しを最後まで聞いてしまっていたら、このバスには乗れず、従って1時間半も次のバスを待つか、相当な時間をかけて徒歩で山を下りるかの、二者選択を迫られるところでした。何かに守って頂いている事をつくづく感じまして、感謝しました。

 さて、これで息子についてのお願い事は全て終わり、一区切りつきました。今後の神社仏閣参拝は少しペースを落とし、行きたい所をゆっくり訪ねてみたいと思います。

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奈良はもう紅葉シーズンです。