書くしかできない

発達障害の息子、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

TACO・BELL日記

 アメリカに住んでいたせいか、時々むしょうにファーストフードが食べたくなる。あと、小さなデリとか。味ではなく、雰囲気が懐かしいのだと思う。

 ファーストフード店の中で、多分、一番よく行ったのがTACO・BELLだ。メキシコ料理のファーストフード店。当時タコス一個49セントだった。為替の関係でややこしいけれど、感覚としては50円とかそんな感じ。でも、お肉もレタスもチーズも山のように入っていて、ソースはつけ放題で、味付けも日本人好みでヘルシーだった。店員さんはみんなメキシコ人の女性で、必ず太っていて、汚れたTシャツを着ていて、英語は投げつけるような独特のアクセントだった。

 どこか行く時は、とりえあえずTACO・BELL寄って、タコス買い込んでおくと、道中おなかがすいた時に安心。だからか、TACO・BELLの景色は、ドライブ中に見える青空とかぶる。

 大阪にもTACO・BELLの店はある。タコス2個にドリンクがついて1000円とか。え?と思うけれど、そんなもんか。味は少なくとも変わっていない。店員さんは丁寧。お店は、当たり前だけど、本場よりはるかに狭い。日本って狭いなと、改めて思う。馬鹿みたいですね。窓際に座っても、店の窓から青空は見えない。ビルの2階なのに。

 お金があったら、アメリカに住むのは楽しいと思う。ワーキングビザなんかなくても、半年に一回日本と往復すれば事足りる。人種差別があって住みにくい、という人もいるけれど、住む場所を選べばさして気にならない。まあ、お金があれば、どこに住んでも楽しいだろうけれど、特にアメリカは、その傾向が顕著だと思う。老後はアメリカに住みたいね、と、時々、らちもない事を、夫と話したりする。息子が、アメリカで仕事ができたらいいんだけどなーと、思ったり。

 アメリカに住んでた時は、私、とても体調がよくて。若かったから、だけでなく。アレルギー体質なのに、ぜんそくアトピーも花粉症も一切出なかった。これらがわっと出て来たのは、日本に帰ってから。日本に帰って一週間ほどで、まず生まれて初めて指湿疹が出た。ストレスだろうなあ。日本っていい国だと本当に思うのに、どうしてストレスがたまるのか分からない。日本にいると、いつもどこか具合が悪い。いい人が魅力的な人では必ずしもない、というのと同じで、いい国が魅力的な国だとは、必ずしも言えないのかもしれない。ただの相性の問題か。。

 今、夫に指摘されて気づいたが、私がアメリカで通っていたのは、TACO・BELLじゃなくて、DEL・TACOだった。似たような店だが(マクドロッテリア程度の違い)、自分のうろ覚えに驚く。TACO・BELLは、タコスとベル(鳴るベル)のマークが目印。DEL・TACOのDELは、ELがスペイン語のTHEで、DはOFなので、OF THE TACOS となって、まあ言わば、タコスの中のタコス、みたいな意味、と、更に夫がうんちくを披露してきた。夫は趣味でスペイン語を話す。変わった人だと改めて思う。