書くしかできない

発達障害の息子、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

北野天満宮に参拝

 夏が舞い戻って来たかのような暑い一日、京都は30度越えの真夏日の中、北野天満宮に参拝して来ました。梅田から阪急電車で京都烏丸へ行き、そこから地下鉄で今出川に出てタクシーに乗り換え10分。

 北野天満宮の大きな「一の鳥居」の前は、ホテルのエントランスのような車寄せの空間があり、タクシーさんは鳥居の真ん前に止まってくれました。

青空にそびえたつ一の鳥居↓

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 鳥居を潜り、参道に入って行きます。一歩入った瞬間に、僭越ですが、「わー、ここは好きだ!」と思いました。暑い日だったのに、暑さを全く感じず、雲一つない日差しを苦にも思わず、ああこれが、相性のいい神社、というものなのだ、と感じました。桜井識子さんが、「個人個人で、相性のいい神社というものがあります。そういう所には通うといいです」と書いてらしたのですが、「相性がいいって???」とピンときていなかったのです。でも、ここは好き!と一瞬で分かりました。

参道を歩いて、いくつかの鳥居を潜ります↓

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 歩きながら神様に向かって心の中で自己紹介し、今日は息子の事でお願いにあがりました、とぶつぶつと呟いていると、鳩が、触れるのではないかと思うほど近い位置で右手横をさっと飛び過ぎ、鳥居の上に止まりました。

見えるでしょうか。二羽の鳩が、何事もなかったように(?)毛づくろいしています↓

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 鳩なんてどーでもいい事なんですが、神社であった事は全部書いておいたほうがいい、あとで「ああ!」と分かる日がくるから、と桜井さんが本に書いてらしたので、どーでもいい事を沢山書くと思います。お付き合いして下さっている方、すみません。 

途中にあった境内図↓とても分かりやすいです。今いるのは、⑤の楼門前の参道。

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と言いつつ歩いているうちに、楼門に着きました↓

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ひっきりなしの参拝客で境内は一杯です。ここは学問の神様ということで、学生さんがとても多く、学校単位、クラス単位で先生に引率されて来ている子供達も沢山いました。観光客の姿は意外と少ないです。

 楼門を潜ると、広い広い本殿前の空間でした。とにかく美しい。下には土ではなく、真っ白いピカピカした石が一面に敷かれていました。本当に綺麗で、踏んではいけないのではないかと思い、まっすぐ本殿には行けず、外側を回って行きました。

 本殿前の空間↓

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 ところで上の写真、「あれ?」と思われませんか?参拝客がいない、と。二つ上の楼門の写真では、入って行く人の姿が何人も写っていますよね。その写真を撮ってすぐに私も楼門を潜って、ここに入ったのです。で、入った瞬間、「え?何故誰もいないの?」とびっくりしました。私の前に入って行った人達はいったいどこに消えたの?と。唯一男性一人と中学生さんが目に入りましたが、この方々もすぐにいなくなり、本当にこのだだっ広い空間は、私一人になりました。

 あれ?もしかして、ここ、本殿じゃないのかな、、、こんなに参拝客が沢山いる有名神社なのに、本殿前に誰もいないってあり得ないよね、、、とにわかに不安になり、持参した地図を確認したりもしました。私は方向音痴なほうなので、よく建物を間違ったりするのです。なのでこの時も、ここは本殿ではないのではないか、と不安になったのです。でも、誰かに聞くにも誰もおらず、、。しょうがないので不安に思いながらも気を取り直し、柏手を打って祈願を始めました。目を閉じ、一心に息子の事をお願いしました(今日は、お願い事項8つの中の、三番目をお願いしました。一番目は下賀茂神社で、二番目は伏見稲荷でお願いしたので、今日は三番目を)。

 祈願を終え、目を開けたら、、、あれよあれよという間に、沢山の参拝客が周囲にやってきてびっくり。ああ、やっぱりここは本殿で間違いなかったと、安心するとともに、一人でゆっくり祈願できた事に感謝しました。ただ、、、、一人でゆっくり祈願できる環境であったにも関わらず、私は祝詞を唱えるのを忘れていたのです。毎回何かを忘れます。伏見稲荷では手を清めるのを忘れたし。いつになったら、ちゃんと参拝できるのでしょうか、、。落ち着け、自分。

 参拝客で一杯になった本殿を抜け、右側の方へ行ってみました。本殿脇の道をとことこ歩いていると、本殿から祈祷が聞こえて来ました。少し聞きたいなーと思い、道の脇に立って聞いていたら、本殿の建物からぴょんと猫が、私の目の前の道に飛び降りました。白地に薄茶のキレイな猫です。「え?猫?」とびっくりしているうちに、猫は道をどんどん向こうへ歩いて行きます。あ、あった事はなんでも記録しておかねば(BY桜井さん)と思い、「写真、写真」と急いで撮ったのが下の写真↓。f:id:oinor-i:20170927103110j:plain後ろ姿じゃなく、ちゃんと撮りたいなと思い、猫に向かって、「ちょっと待って、写真撮らせて」と心の中で頼んだのですが、猫はさっさと左側の木の下へ消えてしまいました。それでも一応、と思って、猫が消えたあたりに行ってみると、なんと、猫が、木の下で座ってこちらを見ながら待ってくれていました。その時急いで撮った写真が下です(目を閉じているかも)↓。撮り終って「有難う」とお礼を言ったら、猫はさっと奥に消えて行きました。f:id:oinor-i:20170927103133j:plain

 桜井さんの本によると、ここ北野天満宮の摂社末社には、どれもきちんと神様が入っておられるそうで、「いいな」と思う所があったら、お参りしたらいい、という事でした。普通、大きな神社の摂社末社には、神様がおられない所もあるそうなのですが、ここ北野天満宮だけは、しっかり全てに神様がおられると。それで、いいなと思った二つの摂社に参拝させていただきました。

一つ目はこちら。地主神社。赤い社殿が美しいなーと思って↓

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もう一つは、地主神社のさらに奥にある、文子天満宮。桜井さんの本で、桜井さんを案内された素敵な神様だったので↓。

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 地主神社と文子天満宮では、私自身のお願いをしました。二か所とも同じ事をお願いしました。

 次に、本殿の裏を取って、西側に行ってみました。こちらには紙屋川という川が流れていて、秋が深まると紅葉が美しいそうです。まだ紅葉には早かったですが、それでも綺麗な所でした。赤い欄干の下が川です↓。

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 川沿いをゆっくり散策した後、再び本殿に戻り、再度参拝しました。摂社末社に参拝した後は、もう一度本殿にご挨拶してから帰ったほうがいいそうなので(BY桜井さん)。参道の方へ行くと、東側に梅苑がありました。今は梅の季節ではなかったにも関わらず、とても素敵なお庭でした。

梅苑の入り口↓

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 のどかで涼やかなお庭。写真には何故か写らないのですが、蝶々が沢山飛んでいました。黄色い蝶や、アゲハ蝶や、紫の小さい蝶など↓。

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 小さな小川も流れています。癒されます↓

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このお庭で、かなりの時間を過ごしました。空を見上げたら、ぽっかり二つの雲が。かわいいなあ、親子雲だなあ、と思い、まるで私と息子のようだ、とほっこりしました。

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 小川がさらさらと流れて、気持ちのよい風が吹き抜けているお庭でした。

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 もう紅葉した木もありました↓早い!

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 梅のお庭を出て、休憩所の前を通る際に、ふと上を見たら、屋根の下あたりに、百人一首のようなものが沢山飾ってありました。さすが、学問の神様の神社です。昔は学問と言えば、まずは文学だったのでしょう。f:id:oinor-i:20170927104151j:plain

 神牛の像が沢山あるのも、この神社の特徴。牛を撫でた手で自分の頭を撫でると賢くなるのだとか。。

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 神牛の像の中でも、この牛の像が印象的でした。何か言いたげで。にやりと笑っているように見えませんか↓

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 学生さんのグループに「シャッター押して下さい」と写真を頼まれたり、すれ違う宮司さんがみなさん優しげで、それとなく会釈してくれたり、楽しい参拝でした。ものすごく歩いたのに、足も痛くならず。でも相当疲れたみたいで、家に帰ったら夕方まで爆睡しました。