書くしかできない

発達障害の息子、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

承認欲求と、自己申告の悪循環

 「承認欲求の強さ」についてつらつら考えていて、そのようなワードで検索したら、一つのブログ記事に出くわしました。全然知らない方で、多分、とても若い女性だと思うのですが。もう二度とその方の記事には辿り着かないだろうと思って、心に残った部分だけ、コピーさせて頂いて、自分のブログに引っ張ってきました。勝手なことをして申し訳ないんだけれど。。。。とりあえず、コピー分はこんな感じ。

・・・・・・・

私、ずっとずっとずっと小さな頃からかまって欲しかった。
わたしの好きなことや、嫌いなこと、怖いこと、楽しいこと、そういう全部、
聞いてほしかった。
ママとパパの視線の真ん中にいつもいたかった。
 
話しかけてもいつも忙しそうで、ママの視線の先は、いつも美容院のお客さん。
ママの笑顔の先はいつも美容院のお客さん。
 
話しかけてもいつもどうでも良さそうで、パパの視線の先はいつもテレビの中の人。
パパの笑顔の先はいつもテレビの中の人。
 
私のことは二の次三の次、私のことはどうでもいいんだ。
パパとママは私に興味がないんだ。
そうやって、長い時間をかけて私は私に興味が無くなっていった。
人から褒められたり好かれたりすること、つまり人からかまってもらえることにしか
価値を見出せなくなっていった。
私は怖がりだったけど、子供の頃、人さらいにさらわれたくて仕方ない時があった。
そうしたら、私がいなくなったら、ママとパパは私の大事さに気がついてくれるような気がした。
公園で友達と遊んで夕方みんな帰ってしまっても、私は一人でずっと残っていた。
暗い夜道を一人で歩いて、それでも探しに来てはもらえなかった。
うちに帰ると遅いと怒られるだけ。
どうして、必死になって探しに来てくれないんだろう。
 
小学校も中学校も、いつも教室に遅くまで残っている子だった。
誰かにかまってほしくて。寂しくて。
今も私はあの頃とちっとも変わっていない。
・・・・・・・・・
 
 この方のお気持ちは、とてもよく分かります。
 子供って、親には、常に(本当に常に!)自分だけを見て、自分だけに注目して欲しいし、自分の話を24時間いつでも、喜んで(!)聞いて欲しいし、いつもいつも自分に向かって笑いかけて欲しい。親がそうしてくれなかった事を、とても恨みに思っている人は、多いのだろうなと思います。
 この方のように、自分の性格を、親の育て方(の間違い)のせいだと、決め込む人も多いのだろうと思います。自己啓発では、そういう風に教えているようですし。。
 でも、少しだけ思うのは、この方は、まだ未婚のようですが、もし結婚して子供を産んだら、その子にずっと注目し続けたり、いつでも子供の話を笑顔で聞いたり、構ってあげたり、できるのだろうか、、、、という事。この方が望む子育ては、子供側からしたら「当たり前」なのだろうけれど、親側からしたら、とてもつもない自己犠牲を強いるものだ、という事を、多分、この方は分かっていないのだろうなあと思う。
 もっと構って欲しかった、いつも笑っていて欲しかった、
 そんな風に親を責める人を見ると、じゃあ、あなた自身は、そういう子育てができるの?と聞きたくなるのです。
  自分が親からしてもらいたかった「その理想の子育て」を、自分が実際に子供にできるのかどうか。それを考えると、人を承認する事の難しさに思いが至り、人から承認される事の難しさに気付けて、自分の承認欲求を満たす事を望むのは不毛だと思えるんじゃないかと思いました。
 
 とはいえ、他者から「承認」(私はあなたを認めていますよ)をもらうことは、生きていく上で大きな力になる事は事実です。だから人は、承認欲求を持つわけですから。
 でも皮肉なことに、誰かから承認を「欲しい」「欲しい」と強く求められると、人は逆に、それを与えたくなくなります。前回書いたレジ係りの方がその例です。「私を認めてくれ」「認めてくれ」と要求されると、逆に認めたくなくなる、というのが心の自然な動きだと思います。
 じゃあ、どうしたらいいの?となるわけですが。。
 人から承認して欲しいなら、ただ淡々と、承認されるように行動すればいい、それしかないと私は思うのです。「私を承認して。認めて。私はこんなに頑張っているのだから」と口で申告するのではなく。ただ淡々と、行動するのが正解なのだと思います。   
 自分の頑張りを口頭で申告する→相手に反作用の気持ちを植え付け、逆に承認されない→承認されたくて、もっと過剰に自分の頑張りを申告する→相手に更に反発心を植え付け、更に承認されなくなる→こんなに頑張っているのに承認されないなんておかしい、と思い、更に更に過剰に申告する、、、という悪循環にだけは、はまらないようにしたいと思うのです。
  ただ淡々と、人から承認されるにふさわしい行動をとり続ける、それしかないのだと私は思います。難しいですが。
 上のブログ記事を書かれた方には、勝手に記事を引用させて頂いた上に、否定するような事を書いてしまい、申し訳なかったです<(_ _)>。