書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

大学のオープンキャンパス

 今年の夏は、大学のオープンキャンパスにいくつか行って来ました。関西の私大ばかり(息子の希望学部のある私大は少ないのですが。。)。

 しかし今アラフィフの私が高校生の頃は、大学のオープンキャンパスなど無かったと記憶しています。少子化のせいで、学校も営業活動せねば集客ならぬ集学生できないのでしょう。高校のオープンキャンパスも手が込んでいましたが、大学はそれ以上で、至れり尽くせり。

 今日はそんな大学のオープンキャンパスを、よりお得に利用する工夫を書きたいと思います。

 まず、私大の場合、たいていランチは無料です。ペットボトル飲料も下さいます。はなから全員無料、という大学と、チケット制にされている大学があります。チケット制の場合は、オープンキャンパスの入り口でもらう資料の中に、その無料券が入っている事が多いようです。ランチ無料券とか、ドリンク無料券とか。なので、大学の入り口で資料一式もらった時に(必ず渡されます)、中身はチェックしたほうがいいと思います。

 お土産も沢山くrます。お土産は、大学のロゴの入った文房具が多いですが、その大学の赤本や過去問もくれます。買えば高いですから、これは嬉しいです。赤本や過去問は、個別相談などやっている会場に、ざざーっと並べられている事が多いです。

 ただこれもちょっとした注意点があって、重いから帰りにもらって帰ろうと思っていると、在庫が切れてしまう可能性があります。特に値段の高い赤本は、すぐになくなるので、見かけたらその時にもらっておくほうがいいと思います。移動中持ち歩くのは重くて嫌ですけど、、。

 あと、個別相談、これは受けて置いたほうがいいと、最近気が付きました。高校のオープンキャンパスの時は、個別相談には行った事がなかったんですが、高校に入学してから、「聞いていたのと違う。パンフレットやホームページに書いてある事と違う!」という事が沢山あって、痛い目にあいました。学校側が用意しているパンフやホームページの情報は、信用できないなあと、思い知ったのです。

 (正確には、書いてある文章から全ての情報を読み取ることは不可能、ということです。パンフ等の文章情報では、巧妙に、言いたい情報だけを書き、言いたくない情報は伏せてある場合があるのです。読み手が、書いてある文章の裏の裏まで読み取り、また、伏せられている情報が何なのかを推測するのは不可能です。入学してから、「え、あの文章って、そういう意味だったの!?」という事がある)

 それで、疑問に思うこと、少しでもひっかかる事、不安に思うこと、等は予めメモしておいて、オープンキャンパスの個別相談で聞くといいと思います。下手なネット情報よりずっと信用がおけます。なにせ、目の前の相手は、ちゃんと名札をつけて責任持って答えて下さるわけですから。

 しかも高校と違って大学の個別相談は、職員だけでなく学生さんも応対してくれます。学部ごとに学生さんが、相談ブースに座ってくれています。授業内容や細かいスケジュール、学校の雰囲気などは、学生さんに聞いたほうがよく分かります。大学生ともなると、受け答えもしっかりしていて、「えー、分かりません」等と頼りない答えをされる方はいません。こちらの聞きたい意図を汲みとって、適切に答えてくれる学生さんばかりでした。大学の個別相談は、利用するとお得だと、本当に思います。

 あと、催しの参加の仕方で一つ。たいてい、朝からあちこちの教室で様々な催しがあります。「〇〇学部ガイダンス」とか、「入試説明会」とか「試験対策」とか「模擬講義」とか「在学生トークショー」とか「施設見学会」とか「就職ガイダンス」とか。

 見たい(聞きたい)催しが複数あるのに、時間が重なっていて無理な時は、どちらかに行って、行けないほうは、少し早めに教室に行って並んでいる資料だけでももらってくるといいです。たいていは、催しごとに別途資料が用意されているんですよね。しかもこの資料、ネットやパンフレットには載っていない貴重情報が多い。なので、出席できない催しも、資料だけはもらっておいたほうがお得だと思います。

 あと、これはお得情報ではありませんが、教室は寒いので、冷房対策が必須です。私は、夏だとウエストのラクなワンピースを着て行く事が多いのですが、長袖のカーディガンと、大判のストールと、レッグウォーマーを持って行きます。ストールは、冷房の風に首筋を直撃された時(意外とある)に首を保護したり、膝の上に載せたりします。レッグウォーマーは短いものですが、足首を保温できるだけで全身が温かいです。

 鞄はA4が入る大き目のものが便利。何せお土産が一杯なので。あと筆記用具とレコーダーも、私は持っていきます。話される方が早口でダダダーッと言われる事が多いので、メモが間に合わない事が多いのです。特に、大学側があまり言いたくないことは、早口で話されるように思います、が、こちらはそこが聞きたいわけで。レコーダーを持っていっておくと安心です。とりあえずずっとオンにして机の上に置いています。私大の学費は下手すると1000万を超えますから、高校の時のように「聞いていたのと違う!」という事があっては困るので、慎重になりました。

 秋以降も、オープンキャンパスやっている大学は多いです。行こうと思っておられる方の、ご参考になれば嬉しいです。