書くしかできない

子供、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

こういうカウンセラーさんは敬遠する

 息子は発達障害なので、健常児の中で過ごす学校生活に、日々ストレスを感じています。そのストレスは、様々な方法で昇華させて貯めないように気を付けています。その昇華方法の一つが、苦しさを人に話して受け止めてもらう、ということなのですが、もっぱら受け取り役は、母親である私がつとめています。

 ですが、ストレスがあまりにも多い時は、私一人で連日の息子からの言葉の本流を、受け止めきれなくなります。息子の場合は、ただ「言う」だけではなく、辛い状態を私に言い、どうしたらいいのか解決方法を、私から聞き出そうとするからです。息子から質問が来て、私が答える、また別の質問が来て、また答える。これを延々何時間もやるので、連日続くと私ももたなくなってきます。

 もう無理だなという時は、外部の方を利用させてもらいます。いわゆる、発達障害専門のカウンセラーさんです。

 ただ、このカウンセラーさん選びがなかなか厄介なんですよね。息子に合うカウンセラーさんを探すのは至難の業なんです。9割ダメだった、というのが正直な感想です。私と同じレベルの受け止めをしてくれ、とまで望むのは僭越だと思いますが、せめて同じ方向の受け止めをしてくれる方を希望するのですが、なかなか出会えません。

 そもそも発達障害分野に限らずカウンセラーさんというのは、ご自身が何らかの精神的悩みを抱えておられてその世界に入った、という方が多いので、相手の気持ちや要望をくみ取ったり空気を呼んだりする力が、むしろ弱い方が多いように感じるんです。人間的に悪い人ではないのに、どうも違和感を覚える。気持ちを楽にする為に行っているのに、逆にしんどさを感じる。それでも通うクライアントがいるからカウンセラーの看板をあげていられるのでしょうから、それだけ人に話しを聞いてもらう機会に飢えている人が多い、という事なのだと思います。切ない話ですが、、

 

 私が敬遠するカウンセラーさんは、こんな方々です。

①クライアントの話を最後まで聞かず、途中で自分のほうへ強引に引き取って、自分の経験談を延々話す。クライアントの話を聞く時間より、カウンセラーさん自身が話す時間のほうが長い。クライアントの話を聞いてクライアントの気持ちを受け取る、のではなく、カウンセラーさんの人生経験をクライアントに教えて真似させようとする。「だって私はこれでうまくいったから」というのが決まり文句だが、その人がうまくいったやり方が、他の人間にも必ずしも当てはまるとは限らない事が、どうしても分かってもらえない方。

②アドバイスの方向について、こちらが何度修正をお願いしても、頑として変えない方。自分のやり方(アドバイス)を変えない方。

③自分に都合が悪いことはすべて「愛情があふれてしまって」と言い訳する方。例えば、延々カウンセラーさんだけが話しているのを指摘すると、「なんとか分かって欲しいという気持ちがあふれてしまって。愛情からやっていることです」と言い訳なさったりされます。

④必要な知識を持っていない方。応用が利かないし、軽薄で不安になります。

 

 まとめてみれば、「受け止める」のではなく、「教え込む」事を基本姿勢にしているカウンセラーさんや、自分語りが大好きな方は敬遠します。

 不思議なのですが、発達障害の専門医で、自分語りをされる方にはお目にかかった事がありません。ですが、カウンセラーさんは逆に、自分語りをされない方のほうが少ないです。どんな話をしても、必ずご自身の経験談を引き合いに出してこられ、長い長い自分語りをお始めになる。何故なんでしょうか。

 子供は、十分に受け止めてもらってからでないと、何かを受け取る事ができません。まだまだ子供自身に言いたい事分かって欲しい思いが溢れているのに、最後まで聞かずに途中で子供の言葉を封じて、カウンセラーさんの思いを一方的に教え込まれても、子供には何も入らないのです。逆に苦しませるだけなのです。

 子供の為のカウンセラさーん選びというのは、子供自身にカウンセラーさんを選び取る目が無いだけに、本当に慎重に行うべきだと思います。必ず付き添い、相手をしっかり見極めないと、カウンセラーさんにかかって逆に悪影響を受ける、という事も少なくないのが現状です。残念です。