書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

素敵なお散歩

 ちょっとした用事で朝イチで区役所に行った帰り、ゆるい上り坂が延々続いている通りを、だるいなーと思いながら歩いていた私の脇を、颯爽とした白いものが抜き去って行った。

 白い大き目のトイプードル(もしくはミニチュアプードル)と、その飼い主さんだった。うわ、素敵、と思った。

 プードルは自然なカットで、足先だけトリミングされている。3本の指の先しか地面に着けないから、まるで爪先立ちで歩いているみたいな、踊るような軽々としたステップ。飼い主さんの女性は、白いスキニーパンツにネイビーのパーカー。犬と歩幅を合わせ、スッスッと足早に進んでいく。

 それまでダラダラ歩いていた私は、その二人(?)を見たら、急に元気になって、同じ早歩きのペースで軽々歩き始めた。完全に影響されて。そのまま、ほとんど私の家の近くまで一緒に(ではなく、後ろからついて)歩いて帰った。とても気持ちよく歩けた。

 お洒落で格好よく颯爽と歩くって、いいことだなあと改めて思った。本人も楽しいだろうけれど、それを見た人間の気分が上がる。それを見た人間を、いい気分にしたり、元気にしたりできる。飼い主さんとプードルちゃんは、別に私を元気づけようとして歩いていたわけではないけど、私が勝手に元気をもらった。そんなものだ。格好よく溌剌としているって、全方向に良いことだと思った。

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