書くしかできない

子供、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

占星術ばやり

 最近、私の周囲では占星術が流行っている。私は星占いと言えば、雑誌の最後のページに載っているやつしか知らなかったのだが、今は様変わりしている。彼女達の使っている言葉が全く分からない。オポジションがどうの、スクエアがこうの、水星と冥王星がコンジャクションで、海王星セクスタイル、火星が天王星とトライン、5ハウスに何がしが入って8ハウスがどうしたこうした、、。本当に難しくなってしまった。本格的になった、と言えばいいのか。

 でも、とても斜めからの見方で申し訳ないのだが、だからといって彼女達がどこか変わったのか、といえば、何も変わっていない気がしてならない。私の周囲だけかもしれないが、むしろ占星術を、自分の性格の欠点に対する言い訳に使っているので、以前より改悪されている気すらする。「私が優柔不断なのは、○○座だからなのよね」「私がすぐに怒ってしまうのは、○○座だからなのよね」みたいな。占星術によって、自分の欠点を直さなくてよいという、お墨付きを得たかのようなのだ。

かと思えば、占星術を利用して妙に自慢めいた事を言われたりする。例えば「私は〇〇座だから、すごく共感力があるのよね」とか「私は〇〇座だから、我慢強いの」とか。ただ普通に「私は共感力があるの」と言えば自慢になるけれど、「〇〇座だから」と星座を持ち出す事で、なんか自慢じゃない風を醸し出している。しかも、本当に我慢強かったり共感力がある人が言うならいいけれど、そうじゃない。意味が分からない。

彼女達は「占星術を勉強すると、自分や他人がよく分かるようになる。世の中の動きが読み通せるようになる」と言うが本当か。本当なのか。私も科学では説明のつかない世界を信じるし、第六感や虫の知らせといったスピ的事象にも肯定的なほうだ。それでも、「宇宙や星が読める私は神」みたいな意識でこられると、それは違うんじゃないのかと思ってしまう。占星術をやる事で、欠点に対する開き直りやただ傲慢さを助長する結果になるなら、それは何かが変だと感じる。

まあ、そんな事を言いつつ、私もいつか気づいたら、占星術を勉強しているかもしれない。