書くしかできない

発達障害の息子、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

健康的に老化したい

 健康法、と言うと大げさなのだが、体調を崩さない為にやっている事がいくつかある。

 一つ目は、食後に「10分間じっとする」事だ。「ごちそうさま」を言った後、ソファーに座ってぼーっとする。瞑想してもいいのだが、とにかく頭や体を使う事は何もしない。本も読まない、PCも触らない、洗い物などもっての外。せっかちな私には10分は意外と長く、これを始めた当初は、そわそわしてしまった。が、何もせずにぼーっとしていると、胃が全力で消化活動をやってくれているのが分かるようになって、面白くなってきた。

   何もせずにぼーっとしていると、胃が「きゅー」とか「きゅっきゅ」とか「ぐるう」とか「ぽん」とか鳴るのだ。ずっと鳴っているわけではなく、唐突に単発的に鳴るのだが、鳴る瞬間に胃が大きく全力で動いている感覚が分かる。普通は胃が動いている感覚など感じられないが、「きゅっ」と鳴る瞬間、その瞬間だけ胃の動きを感じ取れるのだ。それが、なんかとても気持ちいいのだ。他の事を何もせずぼーっとしていると、体中のエネルギーが全力で胃の消化活動に集中できるようで、食後の10分じっとしているだけで、胃もたれがなくなった。胃でしっかり消化できるからか、腸の具合もよくなった。本当は30分ぐらいぼーっとしていればいいのだろうけれど、落ち着きのない性格なのでなかなか難しい。

 二つ目はストレッチだ。足を悪くして整体に通っていた時に、その先生に伺った方法を続けている。全部で10ポーズを、1ポーズ2分間やる。ポーズごとにキッチンタイマーをかけてやると、いちいち数を数えなくていいので気楽にやれる。静止ポーズ以外にも、伸びをしたり体側をひねったりという体操っぽい事もやるので、全体で30分間かかる。これを、朝昼晩、一日3回やる。昼はできない事もある。それはそれでよしとしている。これをやるようになってから、まず、足の故障が再発していない。これだけでも本当に有難く、ストレッチを続けるモチベーションとしては十分なのだが、更に言えば、疲労が翌日に残る事がなくなった。筋肉に沿ってリンパが流れているわけだが、普段伸ばさない筋肉を伸ばす時、このリンパも一緒に伸びるので、滞っていたリンパが勢いよく流れだすのだと思う。リンパは体中の老廃物を回収する働きをするので、体中万遍なく(特に股関節から足にかけて)しっかり筋を伸ばしておくと、疲労物質が回収されて残らないのだと思う。

   この整体の先生いわく「一定の年を過ぎたら、運動よりもストレッチのほうが大事です。特に女性は40歳を過ぎたら、運動しても新しい筋肉はできませんから、過度の運動は体を壊すもと。普通に家事やって生活していれば運動量としては十分。それより、ストレッチをしっかりやる事です」との事。説得力を感じたので私は信じている。

 どんなに健康に気を付けていても、年をとれば体は弱っていく。せめて健康的に老化していきたいと思っている。