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書くしかできない

子供、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

余計なひとこと

 非常に私的なことだが、昨年、母と叔母が相続問題でもめた。叔母が怒り、一方的に母に縁切りメールを送って来た。客観的に見て母に罪は無いと思われたが、色々な心のすれ違いがあったのだろうから仕方ない、という感じで私達は受け止めた。

 年末、叔母に年賀状を送るかどうかで迷った。送らないのも礼儀知らずに思われ、結局私は送る事にした。でも、母が送るのは止めておいたほうが良いのではないか、と私は母に言った。母は縁切りを言い渡された当人なわけだし、その当人から何ごともなかったように年賀状が来たら、叔母は不愉快な気持ちになるのではないか、と私は思ったのだ。けれど、母は「でももう書いちゃったから、私も送るわ」と言っていた。

 年が明け、一月も十日あまり過ぎてから、叔母から年賀状のお返しである寒中見舞いのハガキが届いた。「こちらはみんな元気です、良いお年を」というようなあたりさわりのない文面が書かれていた。正直驚いた。あれだけ母に対して激怒していた叔母だから、まさか返事が返ってくるとは思わなかったからだ。母に「叔母さんから返事が返ってきたよ。お母さんのほうは?」と電話したら、母は「私は出してないわよ。あなたが出すなと言うから止めたんじゃないの」と言うではないか。

 え、そうなの、、、出さなかったの、、私のせいなの、、、一気に罪悪感がわいてきた。私は以前からずっと人にはアドバイスはしない事に決めていたのに、あの時つい魔がさして、母に余計な事を言ってしまった事を盛大に後悔した。そうか、母は私のせいで、送るのを止めたのか、、、もし送っていたら、仲直りの良いきっかけになったかもしれないのに、私がそれを邪魔してしまったのか、、。改めてしっかり自分に言い聞かせた。もう二度と人に余計なひとことを言ってはいけません、わたし。忘れないようにブログに書いた。そして二人が復縁しますようにと心の中で手を合わせた。