書くしかできない

子供、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

大阪城公園と渡り鳥の群

2日の昨日は、良いお天気だったという事もあり、ふと「大阪城で散歩がしたい」と思った。たまたま夫が家にいたので、その旨伝えてみたところ、「行こか」という事になり、車でブーンと行ってみた。ちなみに子供も誘ったが、あっさり断られた。

 大阪城公園には三か所駐車場がある。どれも小さい。平日の昼間でもいつも満車なので、お正月はとめられないかと心配しつつ向かった。一箇所目は満車で待っている長い車の列ができていたが、運よく、二箇所目で待たずにあっさり駐車できた。駐車料金は、1時間350円。こういう時、私は「駐車できなかったらどうしよう?」という事は考えずに行動する。楽天主義とは違うのだが、万一駐車できなかった場合は、その時点で何か別の方法を思いつくだろう、と思っているのだ。自画自賛で申し訳ないが、自分のそういう創意工夫力、切り替え力、のようなものには多少の信頼を置いている。

 冬の大阪城公園は、林の中がすっきり明るくて気持ちいい。木々の葉が落ちて空が見える。お堀の所まで行くと、いつもはいない渡り鳥が沢山飛来していて、驚いた。名前は知らない白い鳥、よくデコイになっている鴨、ガ‐ガ‐と鳴きながらせわしなく水に潜っては魚を探している黒い鳥。お堀でこんなに鳥を沢山見たのは初めてだ。「凄いねー、パンくず持って来たらよかったね」と言いながら歩いていたら、いきなり大量の鳥が目の前に集まって来た。バサバサと羽をはばたかせて飛んでくる。「何事?」と思ったら、私達の少し前にいる男性が、餌を撒いているのだ。男性の周囲に沢山鳥が集まり、更にその周囲に人間が集まり、携帯で鳥の写真を撮りまくっている。男性はひとしきり餌を撒き終わると、静かに去って行った。鳥達はどうするのかな、と思って見ていたら、30秒程そこにいたが、もう誰も餌をくれないと察知したようで、すぐにお堀に戻って行った。賢い。

 公園は観光客が多かった。中国人さんがやはり多いが、世界中から来られている感じがする。北欧っぽい長身金髪の白人さんの後から、これまた長身で黒い縮れ髪のほりの深いインド人さんが来られ、その後ろから中国人さんの団体がわいわいと続く。大阪に住んでいると、観光客の方々は、この大阪の一体何を観に来られているのだろう?と不思議になる。観て楽しい所なんかあるんだろうか、と。大阪城公園なんか、確かに大阪城はあるけど、それを省いたら、あなた方の国にある公園と全く同じ、ただの公園だよ、と思う。わざわざ大阪まで来て下さって有難いと思いつつ、なんか申し訳ない気持ちにもなるのだ。観て頂くようなものは何もないのになー、がっかりされるだろうなー、みなさん、何を求めて大阪に来られているんだろう?と思う。いや、住人にとっては住みやすい街だけれども、わざわざ余所から来られるだけの「引き」が、この街にあるとは私には思えないのだ、いつも。

 等と思いつつ、むしろ暑いぐらいの陽気で小汗をかきつつのんびり半周し、満足して家に帰った。最近私は、夫との付き合いで気づいた事がある。夫は、家の外では「いい人」になるのだな、という事。「外面がいい」というのではなく、どうも、家から一歩外に出ると、ものすごく「まっとうな人間」として振る舞う癖があるようなのだ。と同時に、反面、家の中に一歩入ると、唯我独尊のマイペースが基本形になる。

 なので、できるだけ家の中では夫に関わらないように心掛け、話しをするなら家の外で、という事を今年からは実行していこうと思っている。