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書くしかできない

子供、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

冬の雨の散歩

冬の夜、雨が降っていたら少し嬉しい。ちょっと散歩に行こうか、と思う。寒くないようにダウンを着込み、歩きやすいレインシューズを履いて、鍵だけ持って家を出る。雨のせいで車のライトが綺麗に滲み、その列を眺めながら歩く。木々につけられたイルミネー…

空白の癒し

ブログを書く理由は、リラックスできるからだ。私はどうも無意識に頭の中で、先の段取りを立ててしまう癖がある。今日一日の、これから一週間の、一カ月の、一年の段取りを。状況は刻々と変わるので、それに合わせて段取りも刻々と微調整している。それを無…

未来の現在への染み出し

これはどういう事なんだろう?と不思議に思うことが、もう一つ。私は、電話が鳴る前に、「電話が鳴るぞ」と気づく事が多い。特に、ぼんやりしている時に、一瞬何かに意識を揺さぶられたような気がして、「あ、電話が鳴る」と思ったら、実際に電話が鳴るのだ…

視線に気づく理由

他人をじっと見詰めてしまう癖がある。エスカレーターで降りている時や、お店の窓から外を見ている時に。行きかう人の群れに、ぽっとスポットライトが当たったように、ふと一人の人に目が吸い寄せられてしまう。大抵は、私より少し年上の、私が「こういう風…

「安心」と「上慢」は違う

昨日子供は、一昨日の反省からか打って変わって大人しく、私に絡んでくる事はなかったが、夕食の時、こんな事を言ってきた。「ママは、絶対に僕の事を嫌いにならないから、ママには何を言ってもいい、と言ったよね。安心していいって言ったよね。なのに、や…

祝:お正月期間終了

やっとこお正月が終わり、平常運転の日々が始まった。夫は会社に行き、子供もルーティンをこなす日々に切り替わった。私は、三が日でたまった家の汚れを一気にお掃除。2時間ぐらいかかったけれども、きれいに片付いた家を見て、幸せをかみしめた。 静かな(…

「招かれた女」ボーヴォワール

お正月には何故か古典が読みたくなる。これはフランスの古典(多分)。 フランスの小説というのは割と性に合う。くどくど長々と心情を書き連ねているだけで、別段筋らしき筋もないところがいい。延々読んでいられる。楽しい。 これも、上下巻の分厚い長編に…

大阪城公園と渡り鳥の群

2日の昨日は、良いお天気だったという事もあり、ふと「大阪城で散歩がしたい」と思った。たまたま夫が家にいたので、その旨伝えてみたところ、「行こか」という事になり、車でブーンと行ってみた。ちなみに子供も誘ったが、あっさり断られた。 大阪城公園に…

ほどよさの実現

人生の半分は散歩をしているような気がする。今年もおそらく散歩三昧で過ごすだろう。私なりの「ほどよい散歩」というのがあって、それは「目的があるようでない散歩」だ。全く目的がないと楽しくないが、かっちり目的があるのもしんどい。あるようでない、…

先は読めないけれど、それでも年初に思う事

明けましておめでとうございます。 常日頃「何もしない」事をモットーにしているのだが、さすがに年末は怒涛のルーティンがあり、それをこなして昨晩は、やっとこ寝室に倒れこんだ。自室のベッドに中途半端に倒れ込んだまま天井を眺めていると、足元からゆっ…

どうしてフラットな前提に立たないのか

最近流行りの「前提を変えれば幸せに生きられる」という説に、私は違和感を持っている。 まったくの初心者であっても「すでにできている前提」でやれば成功するとか。恋人から「すでに愛されている前提」で交際すれば幸せになれるとか。どんな事も「うまくい…

律儀に働けること希望

前回、最近はきっちりした人が増えて、暮らしやすくなった、みたいな事を書いた。それで思い出した事がある。 以前アメリカに住んでいた事があるのだが、あちらでは、電話の問い合わせで、生身の人間が出る事はまずなかった。全部音声ガイダンスだ。音声ガイ…

窮屈で地味なミニマム思考時代が合っている

最近、きちんとした仕事をされる方が増えたように思う。最近、と書いているが、いつの頃と比べているのかというと、バブルの頃と比べている。バブルの頃は「みんないい加減だなあ」と思う事が多かった。最近は、「みんな、本当にきっちりされているな」と感…

クラムチャウダーのルウでシチューを作る

家事の中で一番億劫なのが、料理の献立を決める事だ。料理自体は、そんなに疲れてない日なら、わりと楽しめるのだが、献立を決める作業は、「ああ、、、面倒くさい」という思いを毎回毎回乗り越えないと辿りつかない。というわけで、気が向く限り、献立を書…

風邪予防覚え書き

風邪予防についての記事があって、なるほどと納得したので、要約だけ。 風邪予防で心掛ける事は①空気を乾燥させない、②深い呼吸を心掛ける、③後ろ向きのストレスを手放す、の3つ。それぞれに理由がある。 乾燥については、そもそも、ウィルスや細菌は湿気を…

時間を取り合う事

家事育児以外「何もしない」事について、ずっと書いてきている。今日もまた。 子供が小さかった時、特に幼稚園に入るまでは、私の時間と育児の時間を切り離す事は不可能だった。というか、24時間育児の時間だったとも言える。 私の子供は、常に私の注意が…

突然歩けなくなった

「何もしない」事についてずっと書いてきている。「何もしない」時間でも、あてのない散歩はしているが、あくまで「散歩」であって、ウォーキングではない。 以前、「何もしない」時間に、せっせと運動をしていた時期があった。ジムにも通い、時間があればウ…

避ける事のできない乾季

私は専業主婦で、家事と子育て以外は何もしていない、と書いてきた。でも、よく考えてみると、そこまで徹底もできていないなと思う。主婦をしていると、家事子育て以外にも降りかかってくる、不本意な付き合いが色々ある事を思い出したのだ。 例えば義母との…

自然な開閉を邪魔しない

前回、私は一日の中で何もしない時間が長いのだが退屈には感じない、と書いたのだが、よく考えると私はむしろ積極的に「何もしない」事を実行しているフシがある。 私は生来せっかちな性格で、以前は次から次へとやる事を考えて、動き回っているタイプだった…

この状態が死ぬまで続きますように

専業主婦なもので、「毎日退屈じゃないのか」「昼間何をしているのか」的な事をたまに聞かれることがある。退屈、、、と考えた事がほとんどなく、聞かれるたびに驚く。いやしかし、確かに一日の中で、何もしていない時間というのが、ものすごく長い。でも、…

自分に負けて他人に勝つ

時々、不思議だなと思う人に出会う。なんとも言えない嫌な緊張感、のようなものが伝わってくるのだけれど、その正体がよく分からない。多分、負けず嫌い意識が、この人は強いのだろうな、と感じるのだけれど、負けず嫌いな人がみんな嫌かというと、そうでも…

真冬にも真夏にも咲く花

ベランダで花を育てるのが好きだ。若い頃から色んな花を咲かせてみて、これが最強だなと思うのは、カランコエだ。美しさという基準で言えば、他にも沢山の花があるが、「最強」という基準で言えばカランコエに落ち着く。 まず、別段手入れをしなくても全く虫…

憂鬱になる季節

もうすぐ冬休みだ。子供は23日頃から2週間、夫は28日頃から一週間ほど休みになる。夫には申し訳ないが、大変に気が重い。 子供が家にいるのは全く気にならないが、問題は夫だ。とはいえ、夫が嫌いなわけではない。ただ、夫が家にいると、嵩(かさ)高い…

「ちょっと待って」を言わない

私は、「ちょっと待って」を言わない事にしている。何かをしていて、その途中に誰かから呼ばれたり用事を頼まれたりしたら、今やっている事をどんなに中途半端でも一旦止めて、用事をしに中座する。呼んで来た相手に「ちょっと待って。これ終わったら行くか…

トラブルの原因

誰しもが、勝手な部分も怠惰な面も多少はあるし、嘘もつくし、自分を中心に扱ってもらうのは嬉しいものです。でも、それも程度問題で、そういう面が極端に強い人と付き合うのは、周囲はしんどい。身内に、そういう人がいるので、振り回されてしんどいです。…

子供の家出③

前回の続きで、「家出をしたお子さんを探していない」という方の話について、私が胸をざわつかせた理由の続きを書きたいと思う。 よく、子育てで大事なのは、「他の子と違う所があっても、それがその子の個性なのだ、と認めてやり、否定したり矯正したりしな…

子供の家出②

前回の続きで、「家出をしたお子さんを探していない」という方の話について、私が胸をざわつかせた理由を書きたいと思う。 お子さんを育てる事は、その方にとって「闘いであり苦行」だった、とその方は言う。お子さんは発達障害だから。理解できない、分かっ…

子供の家出

自分に何か問題(悩み事)がある時、それを直視する事から逃げる為に、他人の問題に首を突っ込む事って、よくあると思う。なので、他人の言動に疑問が湧いた時というのは、えてして私自身に何か問題を抱えている時なのだと思う。しかもその問題から目をそむ…

「ガール・オン・ザ・トレイン」ポーラ・ホーキンズ

(ネタバレあります) ロンドン郊外に住む、若い夫婦やカップルを主役にしたミステリー。この本は、著者の処女作だそうで、今時のロンドンの空気感たっぷり。 イギリスのロンドン郊外族のミステリーと言えば、ルース・レンデルがいますけど、レンデルの現代…

「橋を渡る」吉田修一さん

(ネタバレあります) つきつめて言えば、クローン人間がテーマになっている小説だと思う。カズオ・イシグロの「私を離さないで」と基本的には同じ事を書いているように感じた。けれど、吉田さんらしい味は確かにふんだんにあって、そこがこの小説の魅力なの…

カフェ通い

私の子供はあまり賢いほうではない。真面目で実直だが地頭がよくないという残念なタイプなのだ。一応塾にも通わせているが、情報収集が目的なので、週に2時間という最低限の授業数しか取っていない。勉強は基本、私が教えている。 子供の勉強とはいえ、はる…

二度寝で悪夢は見ない

雨が好きなわけではないが、朝起きて雨が降っていると嬉しい。二度寝ができるからだ。おそろしく貧乏性なので、晴れていると、朝一で布団や洗濯モノを干したくなってしまうのだ。「干し作業」をしてしまうと、もうその日は二度寝はできない。朝陽にはものす…

「ヘミングウェイの妻」ポーラ・マクレイン

ヘミングウェイを偏愛しております。 彼は4回結婚していて、様々な記録が残っています。これはポーラ・マクレインさんと言う作家さんが、その記録を素に、最初の奥さんのハドリーさんの一人称語りという体裁で書いた小説です。ヘミングウェイは、4回目の結…

なんとなくの違和感2つ

「正しく生きるのではなく、楽しく生きたい」と発言していた人がいたが、どうしてそうなるのだろうか、と不思議に思った。「楽しく生きる事が正しい生き方」なのだと私はずっと思っているので。以前、奥田民雄さんが「楽しくない事を、いかに楽しむかを考え…

クラッチ部分の汚れの取り方

朝から下着の話で恐縮なのですが。苦手な方は読まないで頂くとして、恐縮しつつ書きます。 自分にピッタリの下着を見つけるのって、案外大変。素材が良くてもデザインが嫌いとか、デザインが良くても履き心地に違和感があるとか(特に足の付け根のしめつけ感…

スーツケースが好き

スーツケースが好きだ。夏は毎年ちょっとした旅行に行く事にしているのだが、旅行の愉しみのナンバー1は、私の場合「スーツケースに詰める作業」だ。特に、旅行中に着る服を考えて詰めていく作業が、わくわくして震えがくるぐらい好きだ。 考えながら詰める…

決断の知らせ方

吉本の人気芸人さんが、唐突に「今年いっぱいで引退します」とSNSでつぶやいたそうだ。好きな芸人さんだったので、どういう事なのか気になって見てみたけれど、「今決まっている仕事は最後まで死にもの狂いでやります」という発言は探せたが、何故辞めるのか…

カウンセラージプシー

私はどうも、「カウンセラー」という職業の方に偏見がある。 何かにつまづいている子供がカウンセリングにかかるのは構わないと思っている。 それにはいくつか理由があって、一つには、子供の場合、カウンセラーさんに依存しないよう、大人(親)が注意深く…

ICレコーダーの効果

ウチの子は、悪い子ではないのだけれど、一つのことを言いだしたらそれはそれはしつこい。ほとんどが質問形式なんだけれども、自分の欲しい答えがもらえるまで、延々同じ事を繰り返し聞いてくるので、うんざりする。家なので逃げ場がなく、答えるしかなくて…

夫婦仲

夫とは、淡々とした仲。仲良くもなく、悪くもない。 夫は九州男なので、最初の頃は男尊女卑的な面が多々あったように記憶しているが、 私がとことんフェアで行こうとするので、いつのまにか中和されて、今はフラット。 特に仲良くもないのに、仲が悪くもない…

朝の充電

毎朝の習慣として、近所の公園に散歩に行く事にしている。随分前からの習慣で、もう10年以上続いている。 真冬も真夏も関係なく、特に不都合がない限り出かける。 今の季節は紅葉が散り始めており、落ち葉をざくざくと踏みしめながら歩く。 まだ枝に半分ほ…

「おじさん仏教」小池龍之介さん

自分の間違いを言い訳や条件付き抜きで正味で認められる人は、いないのかもしれない。 「私は間違って見えるかもしれないけれど、それはこうこうこういう理由があって」とか、「確かに、○○の部分で言えば私は間違っていた(けれどそれ以外は間違っていない)…

相手を否定してまで自己主張はしない

他人の意見を否定してでも自分の意見を言う事について、もう少し考えてみる。 といっても、この事ばかりずっと考え続けているわけではないんだけども。今日は何書こうかな、と思った時に、アレの続きを書こうと自然に思うので、書き続けているという状況。 …

言わない、という選択

前回、基本的に私は、人の中では自分のオリジナルな意見は出さない、と書いた。それは、批判されるのが分かっているから、という理由以外にも色々ある。 一番大きな理由は、私のその意見というのが、その場にいる人を否定したり批判したりする内容だった時、…

ある考え

私は、何かを経験した時、その経験をもとに「ある考え」に到達するという事をよくやる。自分の経験から、これはきっとこういう事なのだろう、という自分の考えを作り上げる作業を、よくする。その「自分の考え」というのは、今まで誰も言っていない事でない…

「なぜ、『怒る』のをやめられないのか」片田珠美さん

サッカーの前園さんがやっている事でちょっと有名になった「アンガーマネージメント」をはじめとして、「怒り」をコントロールする、もしくは「怒らないようにする」テクニックが、流行っている。 しかしながらこの本は逆に、「怒りをコントロールしてしまう…

コップを2つ割った日

ちょっとした不注意で食器を割ってしまう、という事は、たまにある。 でも、2個続けて、というのは、生まれて初めてかもしれない。 最初は食器洗いをしていて、一緒に洗っていたグラスを持つ手が滑って、割れた。 次に、PCの前に座って、持っていたマグカッ…

気が済む、という事

小さい子供がいるのに、重い病気になってしまう人が時々いる。乳ガンとか多い。 子育てだけでも大変なのに、その上自分の闘病が重なると、大変を通り越して、生活を回していくのが無理なレベルになってしまう。 私の子供は、今はもうそれ程小さくないけれど…

問題提起と甘え

問題提起、というのを、する事に躊躇がある。 「これはおかしくないですか? このままで、本当にいいんですか?」 という文言に、どうにも違和感を覚えてしまう。 おかしいと思うなら、自分が変えるように動けばいいのにな、と思うのかもしれない。 例えば、…

先日の、地震予言が外れた件

先日、11月23日、南海トラフ界隈で大地震が起こる、という予言が巷に流れ、 私もそれを友人から聞き、内心怖れていたわけですが、 結果、何も起らず済んで、ホッとしておりました今日、 「予言は、それを聞いた人が多くなればなるほど、外れる。 なぜな…